赤ちゃんのオムツかぶれにワセリンはもってこい!正しい使い方やおすすめワセリン

赤ちゃんが眠っている オムツかぶれ
スポンサーリンク

赤ちゃんの肌トラブル№1といえばそう、「オムツかぶれ」

泣くことしかできない赤ちゃんが、お尻を痛がる様子は本当に胸が締め付けられます・・・。

「何とかしてあげたい!」

そんな赤ちゃんのオムツかぶれに「ワセリン」を使ってみてはどうでしょうか?

  • 赤ちゃんのオムツかぶれにワセリンはどのような効果があるのか
  • 純度の高いワセリンとは?
  • オムツかぶれにワセリンを使う時の使用方法と注意点

調剤薬局事務管理士の私が、敏感肌の赤ちゃんにも安心して使える肌トラブルの万能薬「ワセリン」についてお話します。

スポンサーリンク

赤ちゃんのオムツかぶれにワセリン(白色ワセリン)はどのように効く?

考える子供

ワセリンは「皮膚に塗る保護剤の役割をする鉱物油」

常温では「軟膏やクリーム状の半固形状態」で、薄く伸びる性質があり、水にはほとんど溶けません。

色は半透明の白や黄色など、種類があって無味無臭。

動物の脂肪や植物油のように寒さで固まらないので、すべりを良くする潤滑剤としての役割にも優れています。

そのため、オムツかぶれが起きてしまったお尻にワセリンを塗ってあげると、オムツによる肌への摩擦・刺激が軽減され悪化を防ぎます。

また、ワセリンの油分で保護されたお尻は、オシッコやウンチなど排泄物からの刺激も受けにくくなるので、素早く治癒することができるんです。

ワセリンには余計な成分が入っていないので、肌が本来もっているバリア機能・自然治癒力を損なう心配もなし。

肌本来が持つ自然治癒力をサポートしてくれるのが「ワセリン」なんですよ。

赤ちゃんのオムツかぶれに使うワセリンは純度の高いものを使おう

姉と並ぶ赤ちゃん

ワセリンは切り傷や擦り傷など「傷口の保護」に使用されたり、あかぎれや乾燥肌など肌トラブルにも持ってこいのアイテム。

赤ちゃんのデリケートなお肌にも、ワセリンは一役買ってくれます。

とはいえ、市販でよく見る不純物の多いワセリンを使用してしまうと、余計にかぶれてしまう原因にもなりかねません。

純度の低いものは添加物や不純物が入っているため、肌荒れやかぶれなどトラブルの原因になってしまいます。


ドラッグストアで購入するなら「日局白色ワセリン」が価格も安く、純度も高いのでおすすめ。

また最近では「ベビー白色ワセリン」という、赤ちゃんにも使えると明記されているワセリンも販売されていますよね。

中身は特に変わりないのですが「赤ちゃん用のものがいい!」「チューブ型の方が使いやすい」と思う方は、ベビー白色ワセリンの方を使用してください。

赤ちゃんのオムツかぶれ用に使うワセリンを選ぶときに見るべきポイント

猫が眼鏡をしている

赤ちゃんのオムツかぶれ用にワセリンを選ぶときに見るべきポイントは「添加物が入っていないかどうか」

  • 他の物質と反応しない
  • 変質しない

この2点が、ワセリンが肌に優しい大きな特徴です。

そのため、例えば「酸化安定剤」などが少しでも配合されていれば「不純物が入っている=純度が低いワセリンの証拠」となるのです。

ワセリンは肌に塗る油の中で一番酸化しにくく、「炭素」と「水素」という原子のみで構成された非常に安定性の高いオイル。

そして「他の物質と反応しない」という特性を持っている油です。

「他の物質と反応しない=肌に刺激にならない」ので、非常に安全性が高い保護油として医療機関でも利用されています。

鉱物油(ミネラルオイル)でシミが出来るとか、肌が荒れるという話は一昔前の話。

「ミネラルオイルは肌に良くない」なんて話をたまに聞きますが、それは精製技術がまだ発達していない時代の不純物の多いワセリンで起った話なんですよ。

気になる市販ワセリンの純度

クエスチョン

オムツかぶれを起こすたびに、医療機関でワセリンを貰いに行くのは少し手間がかかりますよね。

赤ちゃんのお尻の調子が悪くなり始めた時にすぐ対処できるよう、お尻のスキンケアとして一つは持っておきたい、市販ワセリンの目安純度を紹介します。

黄色ワセリン

市販のワセリンの中でも不純物が多く含まれているのが「黄色ワセリン」

見たまんま黄色いので、すぐに判断できますね。

肌の弱い赤ちゃんにとっては不純物が刺激・かぶれの原因になるので、オムツかぶれに使用することはおすすめできません。

また肌が弱い人が保湿用に使うこともかぶれの原因となるので、やめておいたほうがいいですよ。

私は手荒れに使用したとき、症状が悪化してしまいました。

市販でおなじみ「ヴァセリン」が、この黄色ワセリンに分類されます。

白色ワセリン

医療機関で傷口の保護などに使用されるほど安全性の高いワセリンが、この「白色ワセリン」です。

黄色ワセリンの純度をさらに高めたもので、かなりの敏感肌でない限りかぶれることはないですよ。

白色ワセリンにはチューブタイプもあるので、自分の使いやすさに応じて好きなタイプを選ぶといいでしょう。

白色ワセリンは、赤ちゃんのオムツかぶれにもおすすめできるワセリン。

市販で売られている「ベビー白色ワセリン」も、同程度の純度と考えて大丈夫です。

プロペト

目の周辺や敏感な部分にも使用することができるのが、白色ワセリンの純度をさらに高めた「プロペト」

白色ワセリンよりも純度の高いワセリンなので、肌の弱い方に医療機関で処方されることが多いです。

小児科や皮膚科で処方されるワセリンは、このプロペトが大半。

私自身もかなりの敏感肌なのですが、いつもプロペトを処方してもらっています。

その純度は「目に使う軟膏の基剤に使用できる」ほどのレベルですよ。

サンホワイト


白色ワセリンから不純物をさらに精製・純度を高めた「香料・着色料・保存料無添加」一番純度の高い白色ワセリンがサンホワイトです。

プロペトでも刺激を感じたり、かぶれてしまうほど肌の弱い人が使用しますよ。

しかしサンホワイトは、かなり純度を高めた結果、ステロイド等の他の軟膏と混ぜて使用する「基剤」としての役割がありません。

そのため、保険適応外の「市販薬」という扱いになっていて、他のワセリンと比べて少し値段が高いです。

ドラッグストアではほとんど見かけませんが、病院・調剤薬局ではよく取り扱っています。

もちろん赤ちゃんに安心して使うことができますが、ここまで純度の高いワセリンは、かなり肌の敏感な赤ちゃんでない限り使わなくてもOK

私が働いていた薬局でサンホワイトを購入されていた方は、重度のアトピー性皮膚炎に悩まされている方が多かったです。

赤ちゃんのオムツかぶれに~ワセリンの使用法と注意点~

お布団で眠る赤ちゃん

オムツかぶれは、オムツでおおわれている部分だけに炎症が起きるのが特徴。

下痢が続いているときや、汗をかきやすい夏場などは特にオムツかぶれに注意してあげてください。

オムツかぶれにワセリンを使用するときは

  • お尻を清潔にする
  • しっかりと水気を取る
  • 薄く塗る(塗りこむのではなく肌を保護する感じ)

ワセリンは「肌の保護剤」なので、消毒したり殺菌したりという効果はありません。

シャワーなどで清潔にしたあとに、水分をしっかりと拭き取って、赤くなった患部を外部の刺激から保護するように伸ばしてあげてくださいね。

もちろんお母さんの手も清潔にしてから、ワセリンに触れるようにしてください。

赤ちゃんのオムツかぶれにワセリンを使うタイミング

たくさんの時計

赤ちゃんのオムツかぶれにワセリンを使うタイミングは、毎日お尻を見ているお母さんが「あれ?」と感じたときです。

私は「ん?少し赤くなってる?」と感じたときには、必ずワセリンを塗ってあげるようにしています。

普段のオムツかぶれ対策は以前書いた「赤ちゃんがオムツかぶれする4つの原因と現役ママに聞いた対処法5選」という記事をどうぞ。

たくさんのママさんたちから事前にアンケートをとり、様々なオムツかぶれ対策を紹介しているので興味のある方は読んでみてくださいね。

オムツかぶれにワセリンを使うときの注意点

おむつ替え台に寝転ぶ赤ちゃん

オムツかぶれにワセリンを使う時は「軽度のオムツかぶれ」であることと「いつものオムツかぶれ」であることが注意点です。

  • ジュクジュクしている
  • 皮がむけている
  • 湿疹・赤みの範囲がかなり広い
  • 長期間ただれている

ワセリンはオムツかぶれにもってこいですが、オムツかぶれの症状によく似た「カンジタ菌に感染した炎症」には残念ながら効果がありませんよ。

オムツかぶれの中には、肌の常在菌である「カンジタ菌に感染したカンジタ性皮膚炎」の場合もあります。

カンジタ菌はカビの一種・真菌のため、抗真菌薬を使わないと治りません。

また、ステロイドが配合された市販薬を塗ってしまうとカンジタ菌が増殖し悪化する恐れがありますよ。

「普通のオムツかぶれ」と「カンジタ菌のオムツかぶれ」の見分け方については「赤ちゃんがオムツかぶれと思ったらカビ!通常のかぶれとカビの見分け方」の記事でさらに詳しく触れています。

気になる方は読んでみてくださいね。

いつもと違うオムツかぶれと感じときは、悪化してしまう前に少しでも早く小児科・皮膚科に受診しましょう。

赤ちゃんのオムツかぶれにワセリン~まとめ~

オムツかぶれをしないようにする一番のポイントは「少ししかオシッコしてないから」「サイズが合わないけどいいや」など、決して大人の都合で赤ちゃんに負担をかけないこと。

オムツかぶれは長時間オムツをしている赤ちゃんや、サイズが合っていないオムツを履いている赤ちゃんに多く見られます。

いくら気をつけても肌が弱い赤ちゃんには起きてしまいますが、簡単に手に入るワセリンを正しく使用することで、オムツかぶれの悪化を防ぐことが出来ますよ。

赤ちゃんの肌は大人と違ってデリケートであることを頭に入れて、すべすべ可愛い赤ちゃんの肌を守りましょうね♡

コメント