赤ちゃんの下痢はいつまで続く?母乳に多い下痢からかぶれを防ぐポイント

布おむつが並ぶ オムツかぶれ
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生まれたばかりの赤ちゃんは、ずっと下痢っぽい軟便が続きますよね。

オムツからすぐに漏れちゃうし、お尻はすぐかぶれるし・・・

  • いったいいつまで続くんだろう?
  • もしかして体調が悪いのかな?
  • オムツかぶれが心配
  • なんでこんなにゆるゆるウンチなの?

1人不安になって、オムツ交換のたびに心配になるお母さんも少なくないでしょう。

赤ちゃんのお腹はまだ未発達なので、お母さんにとってビックリすることや心配することはたくさんあります。

「赤ちゃんの下痢はいつまで続くのか」「なぜ母乳だとゆるゆるウンチになるの?」「オムツかぶれを防ぐポイント」について、調剤薬局事務管理士の私がお話します。

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赤ちゃんのウンチの特徴~ゆるゆるウンチ(下痢)はいつまで続く?~

考える子供

生まれたての赤ちゃんは、黒っぽい深緑色の「ねっとりとしたウンチ(胎便)」が出ます。

このウンチは「お母さんのお腹の中にいた時の無菌状態のウンチ」なので、嫌な臭いがほとんどありません。

しかし胎便期が過ぎて、お母さんの母乳やミルクから栄養を取りはじめると、ウンチの様子にもだんだん変化が見られるようになってきますよ。

胎便期黒っぽい深緑色のねっとりとしたウンチ、嫌な臭いはほとんどない
ゆるゆるウンチ期黄色・茶・緑のゆるいウンチ、酸っぱい臭いがする

胎便期が終わると、お母さんが心配になってしまう「ゆるゆるウンチの時期」へ。

ゆるゆるウンチの時期は「大人のようにお腹にウンチをためて排便する」のではなく、母乳やミルクを飲むと「直腸に刺激が伝わり反射的に排便」します。

そのため、授乳を始めたかと思うと、驚くほど真っ赤に息んで「ブリッブリッブリッ」ということが多いのです(笑)

ゆるゆるウンチ期間の目安とは~離乳食が始まっていなければ正常~

微笑む赤ちゃん

お母さんが「下痢???」と心配になってしまう、赤ちゃんのゆるゆるウンチ。

このゆるゆるウンチの期間は、離乳食が始まる前(だいたい生後4か月くらい)までは続きます。

しかし離乳食を進めていくと、あっという間にゆるゆるウンチは卒業。

だんだん「形のあるウンチ」へと、変化していきますよ。

そのため「離乳食が始まっていない時期のゆるゆるウンチは正常」、全く心配する必要はありません。

漏れやすいウンチの始末だけが、少し面倒ですね(笑)

赤ちゃんの正常なウンチ・心配なウンチの見分け方は「*新生児や赤ちゃんの正常なうんちの色や回数は?注意すべき便について」や「*赤ちゃんのウンチ異常!緑色とか臭いや下痢などで病院へ行くべきか」の記事で詳しくお話ししています。

上記の記事を読めば、より赤ちゃんのウンチへの理解が深まると思います。

母乳育児は特にウンチがゆるゆるなりがち!

赤ちゃんとお母さん

下痢っぽい赤ちゃんのゆるゆるウンチは、特に母乳育児の赤ちゃんに多く見られます。

お母さんの母乳には、お腹の調子を整える「オリゴ糖」がたっぷり!

オリゴ糖は腸内環境を整えてくれる「善玉菌のえさ」になり、ビフィズス菌を増やす働きをしていますよ。

また、オリゴ糖は胃で消化されずに「水分を含んだまま腸まで移動する」特性があります。

そのため、オリゴ糖に含まれた水分が便のかさましをするので、赤ちゃんの排便サイクルが早くなるのです。

母乳育児の赤ちゃんは、母乳からオリゴ糖をたっぷり補給。

ミルク育児の赤ちゃんに比べて、さらにウンチがゆるく回数が多くなりがちですよ。

とはいえこれはとても良いことなので、心配しなくても大丈夫。

ミルク育児の赤ちゃんは、あまりゆるゆるしたウンチはせず、少しゆるめぐらいのケースが多いです。

母乳育児のゆるゆるウンチ、臭いは酸っぱくオムツかぶれしやすい

鼻をふさぐ赤ちゃん

ミルク育児の赤ちゃんもそうですが、特に母乳育児をしている赤ちゃんのウンチは「乳酸菌がたっぷり含まれている影響」で、ウンチの酸性度合が強くなる傾向にあります。

赤ちゃんのウンチから「謎の酸っぱい臭い」を感じることはありませんか?

あの酸っぱい臭いはまったくもって異常ではなく、ウンチに含まれた乳酸菌からくるものなんですよ。

しかし「乳酸菌たっぷりの酸性が強いウンチ」は、赤ちゃんのデリケートな肌に刺激が強いのが難点!

そのため特に母乳育児での「ゆるゆるウンチの時期」は、どうしてもオムツかぶれを起こしやすい状態になっています。

乳酸菌たっぷりゆるゆるウンチ=酸性が強く敏感なお尻に刺激

赤ちゃんの下痢っぽいゆるゆるウンチは健康な証拠ですが、酸性が強くオムツかぶれしやすいです。

こまめに清潔にして、デリケートなお尻を守ってあげて下さいね。

赤ちゃんのオムツかぶれを防ぐ3つのポイント

バケットで眠る赤ちゃん

赤ちゃんのオムツかぶれを防ぐために、意識してほしいポイントは3つあります。

  1. 清潔を心掛けること
  2. 優しく拭きとること
  3. こまめにオムツ交換

まずはこの3つのポイントを意識してください。

紙オムツはもちろん、布オムツの場合さらに蒸れやすく擦れやすい傾向にありますよ。

赤ちゃんの肌は大人の半分と、とても薄く本当に柔らかくてデリケート。

オムツの中は汗や熱で蒸れやすいうえに、オシッコやウンチがついたままの状態でいると、あっという間に雑菌が繁殖します。

か弱い赤ちゃんの肌に、蒸れたオムツの中はとても過酷な環境。

さらに抱っこしたときなどに起きる「オムツの擦れによる刺激」で肌は傷つきやすいです。

オムツのなか汗や熱で蒸れやすい
おしっこやウンチがついたままの状態雑菌が繁殖しやすい
抱っこをする蒸れてふやけた皮膚が擦れて傷つく

そしてそんな傷ついた肌に、オムツの中で繁殖した雑菌が入ってしまい、気付いた時には「真っ赤なオムツかぶれ」を起こしてしまうのです。

常にオムツで覆っている部分なので、一度炎症を起こしてしまうと「治りにくい箇所」でもありますよ。

オムツかぶれを防ぐ対処法については「赤ちゃんがオムツかぶれする4つの原因と現役ママに聞いた対処法5選」という記事に、育児中のママたちから聞いた、様々な「オムツかぶれ対処法」を紹介しています。

現在進行形で育児をされている方の話は参考になります、良かったら読んでみてくださいね。

数日経っても赤みがひかなければ迷わず病院へ

お医者さん

しばらく様子を見ても赤みがひかない場合や、赤みが拡がる・皮がむけてしまうなど悪化していくときは、早めに小児科や皮膚科を受診しましょう。

「オムツかぶれ程度で病院なんて・・・」と思うかもしれませんが、あなたのお尻の半分以上の皮膚が、かぶれて剥けてしまっていることを想像してみてください。

  • 何度も抱っこされ・・・
  • かぶれた箇所をお尻拭きで拭き取られ・・・
  • オシッコや酸がきついウンチに触れて・・・

考えただけでお尻がヒリヒリしますよね(笑)

赤ちゃんは痛みを伝えることはできませんが、オムツかぶれを起こすと確実に辛い思いをしています。

しばらく様子を見ながらこまめにケアをしても、いまいちよくならない場合は早めに受診してあげてくださいね。

赤ちゃんの下痢が続くのはいつまで?~まとめ~

私は母乳育児をしていたので、本当に頻繁におむつ交換をしていました。

母乳の赤ちゃんって、ちょっとずつ小出しに何回もウンチするんです。

「ブリッブリッ」っと音がすればすぐに気づいてあげられるのですが、音が無いときもあるので、よくお尻をクンクンと匂っていました(笑)

第1子の時、排便の音がなく肛門にすこーしウンチが付いたままになっていたのを全然気づかなかったことがあって、気づいたときには肛門の周りだけが真っ赤に腫れ、そのあとすぐにただれてしまったことがありました。

おむつ交換の度に火がついたように大泣きされて、大変な思いをしたことを昨日のことのように覚えています。

病院の薬を塗ろうとしても触られるのも嫌だったようで、とにかく激しく泣いていました。

それ以来は「申し訳ない」の気持ち一心で、オムツ交換にはとても敏感になりましたよ(笑)

赤ちゃんは痛みを泣いてしか訴えることのできないので、かわいそうな状態になる前に受診しましょうね。

赤ちゃんのお尻を清潔に保ち、オムツかぶれを防いで、上手にゆるゆるウンチ時期と付き合っていきましょう。

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